必要とされるということ

 私はファーストフード店でバイトをしている。バイトをしているとつらいこと・大変なことが沢山あるが、うれしいこともある。たとえばお客様に「ありがとう」とか「ごちそうさま」などと言われるとうれしいが、私がバイトをしていて一番うれしいのは実はそういうお客様の反応ではない。シフト表を見て、自分の名前が書かれているのを見るときだ。シフト表を見て自分の勤務時間が記されていると、自分が店にとって必要とされているんだ、ってことを実感する。逆に、勤務時間が削られていたり、まるまる一日シフトを出した日が削られたりしていると、自分が店に求められていないような気がして悲しくなる。私は基本的に自分大嫌い人間で、自分がたとえ明日この世から消えたとしても、何も困ったことは起きないだろう、と思っている。自分は無意味で役立たずな人間だと思っている。しかし、シフト表に勤務時間が記されているのを見ることによって、私は自分を必要としてくれる人がこの世にいるということを実感できる。もちろんお金を稼ぐことはバイトをする大きな目的だ。だが、それ以上に私は自己の存在証明のために働いているのかもしれない。
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by kaori-Ux_xU | 2002-11-26 22:29 | me